建設業許可→経審→入札参加の流れ
建設業許可と経審と入札参加申請の関係性というか流れです。
こちらは日常業務ですから分かったつもりなのですが、思った以上に
皆さんご存知ない、ということを改めて感じました(当たり前ですね)。
そこで、改めて、建設業許可から経審、そして入札参加申請までの流れを
ご紹介します。
静岡県HP「建設業のひろば」に分かりやすいイラストがありますので
こちらをご覧になりながら、お読みください。↓
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-110/application/index.html
建設業許可は、公共・民間・元請・下請けを問わず、工事請負金額が
500万円以上(建築一式工事は1,500万円、例外あり)となる場合に
必要となる許可です。
経審は国、地方自治体等の公共工事の受注資格のひとつとして
条件付けられている審査で、月に約一回のペースで、県の土木事務所
において実施されています。
完成工事高、技術者、財務内容、社会貢献度など全国一律の審査項目に
沿って点数が付せられます(前年度の成績の通信簿のようなものです)。
公共工事の受注を希望する業者は、経審を受けた後に入札参加の
申請をします。
申請を受け付けた発注機関は、この点数に独自の審査項目による点数を
加味して、業者の最終的な評価をします。
(俗に、Aランク、Bランク等と言われるものです)。
以上が、建設業許可、経審、入札参加までの大まかな流れです。