事業継承って何を継承するの?
おとといは、某信用金庫さま主催の事業継承をテーマとした勉強会にて
講師役を務めさせていただきました。
といっても私は建設業許可や経審をメイン業務とする行政書士ですので、
普段の業務をとおして思う、『事業継承に大切なこと』をお話しました。
冒頭で参加された経営者の方、そして信金マンの方に「事業継承って
いったい何を継承すると思いますか?」と質問させていただきました。
〇株式
〇代表権
〇個人の資産
◎方針
◎社員(雇用)
◎人脈
なるほどなるほど。
やはり私が思っていた通り、無形の資産◎(知的資産)もあげられました。
会社で権力をもつ源は「株式」です。
それも発行済み株式の3分の2以上であること、そして代表権とセットで
経営権を掌握できます。
でも、それだけでは会社は回りませんね。
経営方針があり、社員さんがいて、人脈があって、ようやく顧客に自社の
製品やサービスを提供できるわけです。
今回は、ここに重点をおきました。
〇自社にある知的資産はなにか?
〇それは誰が保有しているか?
〇どうやって継承するか?
小さい規模の会社の知的資産は、個人に依存している割合が高いです。
人脈、営業力、技術、ノウハウ・・・
これをどうやって、次世代に引き継ぐか?
また、多くの社員が共有することで、事業の拡大に拍車をかける。
行き着くところは、人。
社員教育をもっとうまくやっていくにはどうすればいいのか?
これが共通の課題であることが認識されました。
参加者同士がオープンに、日ごろの悩みを発表してくださいました。
2時間のあいだに、親密な空間で議論が深まりました。
わたしも同席できて、本当に良かったと思います。
こういう企画は、またぜひやりたいです。
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☆街のお助けマン☆行政書士塩崎宏晃☆
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